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「庶民の味ところ天の思い出」 | 清水屋 - クーポン・予約のホットペッパーグルメ
きよみずや
清水屋 おすすめレポート
スタットさん
60代~/男性・投稿日:2009/07/14
庶民の味ところ天の思い出
おいらが小学生のころ、夏休みになると長屋の路地にトコロ天の屋台がやって来た。かあちゃんが「トコロ天」を買っておいでに、小皿を持って駆け出したもんだ。八十八の清水屋は讃岐遍路79番札所「天皇寺」の側にあって開業200余年とか。多くのお遍路さんが立寄る有名な露天である。おいらは今も酢醤油辛子のところ天が好きである。サッパリしたのど越の風味ならオーソドックスなトコロ天が良いと思うけど、好みで黒蜜や黄粉で頂くのも良いだろう。トコロ天を頂いたら、79番札所「天皇寺」と「白峰宮」によって行こう。白峰宮には香川県指定保存木の立派な樹齢500年の「クスノキ」(ご神木)がある。お遍路さんは清水屋の露天に流れ落ちる冷たい山の湧き水で汗を拭い80番札所へと向かうのである。幼い日のトコロ天の屋台はいつごろから来なくなったのだろうとか、あの頃の大人達はトコロ天を食べながら終戦の混乱を生き抜いてきたのかナ・・など、そして、海水浴場では決まってトコロ天を食べた思い出と共に八十八トコロ天を今年も頂いたオイラでした。1人が参考になったと評価しています
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